少女詩題/あらい
次の次の次の織口の穂先を可愛がって、お送りして 向いて、
凹んでしまい。
小さくてまあるい ばかりの 骸晶から 手足が生え
合間が来るのをずっと重ねては持っている
規則正しく案内板に、
バカって明朝体で 重ねては書き込んで
ひろがって みて、遠くにいるのでした。
それにしたって銛モリも早霜ハヤシモ
調子破れた和紙を淵にヰ併イアワせたばかりで、
どうしようかと右往左往。
砂時計をぴっちり割った、ところまでが全裸、
瑠璃色の孔雀
もう読み終わりましたよ、母さん。
濡れ羽色の髪を書き上げると羊の角にして、
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