「クレクレ星人の独り言8、正しい貨幣観を理解しよう。」/ジム・プリマス
の供給が圧倒的に不足して、貨幣の価値が下がり高度なインフレとなり、戦争の後のような惨状がもたらされるだろう。それが現実だ。
ここまで読んだ人は、目の前が真っ暗になったかもしれない。でも正しい貨幣観を理解して、正しい貨幣観に基づいて状況を見れば話は簡単だ。
国の財源は国債で、国債を発行して、民間の側に貨幣供給すればいい。それもインフレ率を見ながら供給する貨幣の量を調整すればいいのだから、その制約と、もう一つの制約、貨幣を消費しすぎて、資源が枯渇してしまうこと。その二つの制約さえ守れば、国の貨幣供給に限りはない。
積みあがったと財政均衡主義者や、財政破綻論者や、緊縮財政派が騒ぐ赤字国債は、
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