詩の日めくり 二〇二二年八月一日─三十一日/田中宏輔
に住む青年。頑強なおふくろもあっという間に亡くなり、クソみたいな仕事に就く。
きょうから寝るまえの読書は、ワールズ・ベスト1967『追憶売ります』である。全12作中、既読のものは、ボブ・ショウの「去りにし日々の光」と、ラファティの「九百人のお祖母さん」と、エイヴラム・デヴィッドソンの「どんがらがん」と、ゼラズニイの「フロストとベータ」の4作品。 https://pic.twitter.com/ah8JXUmNMN
ショウの「去りにし日々の光」は傑作だった。イギリス人らしい肌理細やかな情景描写が印象的で、細部まで憶えている。ラファティ、デヴィッドソン、ゼラズニイのはタイトルのみ記憶し
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