詩の日めくり 二〇二二年八月一日─三十一日/田中宏輔
憶していただけで、内容はまったく忘れてしまっている。これらも含めて読んでいこう。まえのアンソロジーは★5つだった。
二〇二二年八月十七日 「夢」
二度寝してると、4人ほどの霊が部屋にきてくれて、ひとりの霊はタイプだったからタイプだよと言った。どうして死んだのって尋ねたら、熱病で3日間も病院で震えていたよと言ってくれた。もうひとりからはぼくのことがタイプだって告白された、あとのふたりはただじっとしているだけだった。
二〇二二年八月十八日 「時間の糧」
ジョン・ウィンダムの短篇集『時間の糧』初版のほう、底値が103円だった。
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