詩の日めくり 二〇二〇年十月一日─三十一日/田中宏輔
 
。まとめるとこう。途中に、ピクニックが出てきたりして、話を膨らませているところが、えらい。さいごのところも、ほのめかしで、いま人の住んでいない邸の「(…)鍵は彼女がもっている」で終わる。難民の宇宙人の話だったというわけ。評価が変わっちゃった。この「星からの道」傑作だったわ。


二〇二〇年十月二十四日 「ダング族とともに」


 2作目は、ジョージ・P・エリオットの「ダング族とともに」大学に勤める者がフィールドワークで、一部族のなかで、戦士となり、予言者となって、また大学に戻って教授となる話。SFではない。


二〇二〇年十月二十五日 「?ただちになんなりと?」


 3作
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