詩の日めくり 二〇二〇年十月一日─三十一日/田中宏輔
 
3作目は、ロバート・ビバリー・ヘイルの「?ただちになんなりと?」画家の話。脈絡のない話。未来人らしき女性が現われる。


二〇二〇年十月二十六日 「シナの茶全部」


 4作目は、デヴィド・ロームの「パーキー」芝居小屋に雇われているテレパスが、異世界の者に目をつけられて、という話。ただそれだけ。

 5作目は、ジュリアン・F・グローの「早撃ちの死」西部劇の時代に、異星人の武器を手に入れた男の話。この物語は憶えていた。

 6作目は、R・ブレットナーの「シナの茶全部」悪魔との取引モノである。悪魔をとらえる罠を仕掛けた男がシナの茶全部を欲しいと言って、悪魔を解放する約束をする。約束
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