詩の日めくり 二〇一九年五月一日─三十一日/田中宏輔
うに物語のような物語をついしてしまう癖のある書き手には、参考になる部分が大いにあると思われた。
二〇一九年五月二十三日 「ロバート・F・ヤング」
ライバーの『跳躍者の時空』を読み終わった。まあまあの感じ。奇想コレクション、最後の再読、残るは1冊。ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』少なくともタイトル作品は傑作だった。きょうは、解説だけ読んで、もう寝る。
二〇一九年五月二十四日 「友だちに似る」
小学校のときのことだけれど、親しくなった友だちに似るぼくがいた。しぐさまで似ていくのだった。高学年になってようやくそのことに気がついて、直したけれど。これは、ぼく
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