概念とはグラデーション的な実在ではないのか?/朧月夜
 
はないでしょうか。
 もちろん、「概念」というものについて考えるときには、「概念」の「概念」ということまで考えなくてはいけません。しかし、「概念=フォーマット」という視点に立ったとき、「フォーマット」の「フォーマット」を考えるということは、「フォーマット」という現象の「フォーマットっぽさ」だけを測れば良いことになります。「ニワトリが先か卵が先か」という議論に陥る危険がないわけではないのですが、「フォーマット」が「フォーマットとして再利用可能なもの」を表している時、「フォーマット」という「フォーマット(概念)」自体はそれだけで自明に「フォーマットらしい」と言うことが出来ます。
 ここで話題がずれ
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