哲学入門備忘録/ふるる
 
象であるネズミを、「表象の原因」として取り出せるのか??という問題。ネズミこそが表象の原因であり、表象の意味するところだとする決めてが何か、という答えを「因果意味論」は出すことができない。

ミリカンの「目的論的意味論」=要するに、進化や歴史の過程で、猫にとって、ネズミの本来の機能(ネズミをネズミと認識させるような本来の機能がネズミ自身の外見やらなにやらにそなわった)が定着した、みたいな感じ。

第一段階「本来の機能」
表象間違いとは、本来ネズミを表象するための表象がモグラによっておこされた。
鋏の本来の機能は切ることだ。
ネズミ表象=「ネズミを意味することが本来の機能であるような表
[次のページ]
戻る   Point(1)