批評05/4/22/黒川排除 (oldsoup)
する。○と◇と☆の器があり、そのひとはもう○だと決めている。これをさっき、いいことだとおれは言った。けれどもそれは訓練の出来ている奴に限られているんであって、そういう奴は頭の中から器の中に流し込む量を調節出来る。でも最初から○の形しか知らないひとは頭の中に出来上がった抽象的でぐにぐにしてて不定形なものを全部流し込んでしまうわけだ。ところが、その頭に出来るものというのは常に○の容積と等しいわけではないから、足りなかったり、あるいは詰め込みすぎたりする。だからもうちょっと器に自由度を求めるわけにはいかんのだろうか、自由詩のくせに、うぜぇと、そういうことを日々悶々と考えているのだけども今の彼の作品はまさ
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