批評05/4/22/黒川排除 (oldsoup)
 
長ったらしい中にあんまり得るところの無い文章ならともかく、詩に関してはそうもいかないんじゃねぇのかと考える。という前置きで散々失礼だがワタナベの『リフレイン』に関してはおれは読んでいる最中、そして読み終わったあと再度読みに戻る途中、常につまずきつまずき読んでいる感じがあったんだけど、なんでかというと散文詩というものがあるだろう。あれから句読点を剥奪して、改行と称して無理矢理折り曲げたような感触を受けていたんだね、どうも。どうもってじぶんのことですが。で、そこからちょっと考えてみるに、彼はもともと彼の頭の中にあった文章然としたものを無理矢理ひとつの「詩」みたいな形式にひねり出してしまったんではないか
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