隕石のながい尻尾/道草次郎
は何故なのかという、結局は最初と同じ疑問に突き当たってしまうからだ。」
「階層環」
その背中をくたびれた象は登り
またその背中をくたびれた鯨は登り
またその背中をくたびれた飛行船は登り
またその背中をくたびれた半月は登り
またその背中をくたびれた小惑星帯は登り
またその背中をくたびれた白色矮星は登り
またその背中をくたびれたベテルギウスの赤色超巨星は登り
またその背中をくたびれた銀河系渦状腕は登り
またその背中をくたびれた銀河系ハローは登り
またその背中をくたびれた局部銀河群は登り
またその背中をくたびれた超銀河団は登り
また
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