だから夜露詩句越境推薦/津煙保存
説明的か。同時に、ドラマの始まりのような感じをも受けました。作品に課せられた名称 題 タイトル。そして続く本文が同タイトルからの始まり。賭けでしょうか、挑発的とも思える出だしのようです。賭けが報われるのか、否か。以後に続く作品の詩文を読めばわかるのでしょう。
汲めども汲めども枯れ果てない泥水の井戸の前で
>"汲めども汲めども"
枕のようにして置かれたリフレインの韻律による詩文。タイトルとの一繋がりによる構造から、作者なりの気概、そして率直に吐露された今ここの感情を受け取ります。ヘッダーに置かれた共通宣言、主旋律及び通奏低音と
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