取り立てて書く事でもないこと/道草次郎
ったまま2時間も3時間も動けなくなったり、一晩中ひどい魘され方をして悶え苦しんだりしていたのだから、きっと何処かしらがおかしいのだろう。そんなさなかに詩を書くことでなんとか生き延びて来たというのが実情だ。
ぼくは本当にADHDなのかはよく分からないが、とにかく、社会で上手くやっていくのが普通よりだいぶ下手であるというのだけは確かなようだ。
幸いにも今、公的な職業訓練施設で専門技能を習得する為の職業訓練に通わせて貰っている。これは、ぼくにとってはここ数ヶ月で一番の進歩だ。
ぼくにとってここ数ヶ月は一日とて死を考えない日はなかった。ぼくは中学生の時からずっと苦しんできたが、ここ数ヶ月
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