るしふぇる/道草次郎
や
おれたちのどうぞくは
はくぶつかんを
ゆかいにはかいしつくす
てにもったばくだんとはなたばで
だんてのように
おりてゆく
おりてゆく
おれたちは
おれたちのやりかたで
てんごくと
たいくつに
せんせんふこくをするのだ
いさぎよいとりたちはすでに
とびたった
あんもないとはしんぴなじげんへ
しずんでいった
のこされたのは
はいおく
それがおれたちであり
おれたちは
こぞってさんけつのさるだ
おれたちはゆかなければならない
そこから
あかくただれたあのたいようの
いちばんみにくいこくてんのなか
そのいっとうすばらしい
しんちゅう
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)