るしふぇる/道草次郎
さいあくのあくとく
それを
ことほげ
すましたかおで
へいぜんと
ちでよごれたてを
さしだすのだ
くもつのように
みをよこたえよ
おそろしい
りゅうや
ばんけんのきばに
いだいにも
みをささげるため
そのようにして
いくつものほろんだていこくは
れきしのどぶに
きよらかにもすてられる
そしてうららかな
うららかな
はるのそらへ
ついらくする
せんとうきのように
ぜっせいの
ほも・えれくとすをともない
みらいへと
ぐらっとはばたこう
わくせいを
おおまたのひとまたぎ
ねじまげるように
はいきょをこしらえながら
おれたちや
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