驚異!宇宙ビッグバン・グース博士の"ただ飯理論"/st
 
きに放出される熱の大きさは過冷却が起こらなかった場合よりもずっと大きく、これがために水の温度は急上昇し、0度(あるいはそれ以上)に達したところでやっと安定な状態となり、その後徐々に水の温度は下がっていくことになります。これが後に説明するビッグバンとなります。


原始の真空でもこの過冷却が起こり、潜熱として放出されるべきエネルギーを不安定に抱えこんだ高エネルギーレベルの状態となり、このためそれまでは真空のエネルギーと拮抗していた輻射のエネルギーは劣勢におちいって真空のエネルギーのほうが強大となり、真空のエネルギーによる斥力が輻射のエネルギーによる重力に打ち勝って真空(空間)はいきなり膨張しは
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