驚異!宇宙ビッグバン・グース博士の"ただ飯理論"/st
するものがあり、それを真空のエネルギーと呼びます。
水と氷の場合、「水」がより内部エネルギーの低い「氷」に相転移するときには、両状態のエネルギーの差は熱として放出されますが、「氷」が「水」に相転移するときにはその分の熱を周囲から吸収します。このときに放出されたり、吸収されたりする熱のことを潜熱といいます。
ここで原始の真空を水に相当するとして、それが自然膨張するにつれて冷えて、氷に相当する真空に相転移しますが、条件がよいと0度以下になっても氷にならないことがあります。これを過冷却といい、水の温度がさらに下がると氷になりはじめますが、潜熱はこのときに一気に放出されます。
このときに
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