ゼロ/モリマサ公
 
つくばエクスプレスからウィンドウひかる画面いっぱいに星がくだけちってる
速すぎて重力ロストしてぷかぷかプンクトゥムになった淡い隙間からするする抜けていく
ミッキーマウスの中身みたいな
死んだ色をしたちっちゃな人間ざわざわあふれてるの臭い
足元かたっぱしから視覚切り刻んでわざと残酷に消しながら
底抜けのわたしスマイルがエンドルフィン放出して
昨日とか明日とか今日の痛み何も感じなくなっていくからさらにスマイル広がって
星が降ってるからミナペルホネンの折り畳み傘キラキラがささるけどすぐとける
きーんとする耳元サラウンドできれいな飛行機がしらじらしく空中すべってゆくのみて
生きてるってき
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