ゼロ/モリマサ公
 
てきっと今みたいなかんじで瞬間て今のことなんだすごい
まあ今なら極地までいけるかなんてきっと信じられる
マイナス36℃の短いたった5時間の昼間
朝日が昇ってから夕日が沈むまでずっとかわいいピンクの空の夕焼け色に吸い込まれて
日が暮れた直前はすべてがブルーになる影もわたしも全部匂いになって
全部がブルーからブラックになっていく風景の匂いになって
北斗七星の方角からキミがオーロラをゆっくり運んできて
真夜中になればわたしの真上をすごいスピードでいったりきたりするのがみれるね
キミがスキ
手袋の手をあっためて胸にあいた空洞から
スイカとかで改札を抜ける音がピーピーたくさん聞こえます
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