初空のゆめ(ゴル投稿)/百均
 
はなんだと聞かれ私はゲームをすることだと言い張ると私は鼻で笑われた初詣のお祈りで願うことは自分が渇望しているシリーズ物の続編がクオリティーを落とさずに無事発売されることというなんとも腑抜けな願いであることは自分でもわかっているがしかどうしてもそう思ってしまうのだったそもそも一年に一度しかこない信者の願いを紙が叶えてくれる訳がないではないか。パンパンをと冬空に晴れ渡る螺旋のような拍手が途端急に我を忘れたかのような雑踏の中に私を招き入れ私は筋肉という街の立札がついた街にあれよあれよという間に迷い込んでいた

気が付くと私の筋肉が酷く膨張しており昨日買ったばかりのダウンジャケットの装甲を内か破り捨て
[次のページ]
戻る   Point(4)