理科の先生の「あだ名」の思い出/木葉 揺
ると、人が変わったようにエネルギーがほとばしる!それが生徒たちから見ると、突然何かが宿ったように見えて驚き、また普通に戻っていく姿に笑いが起こります。理科の先生は純粋です。「なぜ笑う?」と驚く先生もいるけど、中には「理科のおもしろさをわかってくれたか!」と勘違いして微笑んでいる先生もいました。
こういう事件が会った日は休み時間はモノマネ大会。それが新学期なら間違いなく「聞きなれない専門用語」と「そのときの先生の顔」が、ピッタリとマッチングしてしまい、名前よりも先に「あだ名」として定着してゆく。中学の時、クラブの後輩の会話で、「え?誰が?リボルバー?」と言ってるのを聞いて、『あ〜、顕微鏡のシーズン
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