詩のしくみについて/たま
 
ち本題に入ります。

この世でいちばんふしぎなものはことばです。
なにがふしぎかというと、死んだらしゃべれなくなるからです。しゃべることが生きていることの証なのです。ということは、ことばはいのち、ということでしょうか。たぶんそうですね。
しゃべることと聴くことは同音同語といえます。通訳する能力は基礎的な部分に本能として組み込まれていて、ひとと猫であってもおなじです。宇宙人はわかりませんが。
ですから、必要最低限の音声があれば、しゃべるということになります。音となると楽器もそうかもしれませんが、楽器はわたしが死んでもしゃべります。ようするに体温のある音声でなければということです。あ、そうな
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