詩のしくみについて/たま
詩のしくみについて
まず、詩と、死のちがいについて。
息苦しくなる。妙に胸が痛くなる。そうして間もなく心肺停止状態に陥り死ぬ。理由はさほど問題ではない。心不全ということで一切が丸く収まる。保険も貰える。
詩、もしくは死。同音異語という。雲と蜘蛛。海と膿。非常にややこしいと思うでしょう。でも、あなたはそんな人生をもう何年つづけたでしょうか。もうすっかり、聴くことに疲れていませんか。しゃべることに疲れていませんか。
聴くこともなく、しゃべることもなく、生きていたいというひともいるはずです。だからというのではありませんが、死にたいと思ったり、詩を書いてみたいと思ったりしませんか。
詩を書き
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