果てしなき鼓動/ハァモニィベル
訊いた
そして
徐ろに近づいてくる
答えようとする私を目がけて
天使が飛び立ち際、白い羽根を大きく広げるように
手に持ったナイフを高く振り上げた白い女は
思い切りぼくの心臓を突き刺した!
* * * * * **** * * * * *
<私>が、
―死んだとき
ほんとうの<詩>が
―生まれた
はじめて動き出す
僕のほんとうの ((((( 鼓動 )))))
知らぬままずっと、心が翹望してきた感動
何も遮るもののない、この宇宙と共鳴する律動
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