ポエム派宣言3「ポエム進化形」/佐々宝砂
 
恥ずかしがっていなくて、何を言われても平然としているのです。それはおそらく、ジャガーが「笑わせる」存在だからです。

ジャガーとハマーは、マンガの中でそれぞれポエムを書きます。たぶん5巻に載ってるか、6巻に載る予定だと思うのですが、ハマーが歌手としてデビューし、その歌詞をジャガーが書くエピソードがあります。ジャガーの作詞は、うーむ―――なんともいえないシロモノです。タイトルからして「なんかのさなぎ」って言うんだから、想像して下さい。でも読んだ感触は、間違いなく詩的です。読むだに恥ずかしいシロモノですが、詩です。現代詩フォーラムに投稿したっておかしくないくらい(といっても詩自体はおかしいのですが
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