ポエム論的、希望/Ohatu
者の声も、ある種の冷静さとして受け止めねばならぬという気もする。
世界的に見て、この傾向に対抗する人々のとっている手段は、今のところひとつしかない。
それは、つまり、新たな価値の創造を試みることである。Sustainability、持続可能性と訳されるが、これも、普及にある程度成功した新しい価値のひとつと言ってよい。このように新しい価値基準の導入によって、生産性の低下と新たな需要の喚起を狙うわけである。
しかしながら、いよいよ、その新しい価値の提示も足踏み状態、そうでなければ弾切れ、あるいは受け手側の満腹というところまで来ている。ロハス、韓流、原発反対、愛国右傾なども長続きせず、価値観と
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