僕及びheのHELLO!という挨拶/赤青黄
うも初めまして、僕は―
僕はいつも同じ夢を見る。
彼が机の下の水槽から、赤い水の水槽から魂だけ這い出てきて
空間を泳ぎ、夜空が反転した窓の海で、銀河の海で
泳いでいる姿をただ延々とベットの上から眺めている夢だ。
その間僕は子守唄を歌いながら小さな空想に耽る。
その空想はたいしたことじゃない。
けれど大切なものであることは確かだ。
それだけは言える。
根拠はない。
ただ、そういい切れる自信だけは何故かある、そんな感じだ
# HELLO! HELLO!/ What is your name?
朝、目が覚めると僕の目
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