【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんのミツをなめたか?/こひもともひこ
 
哲行訳)
それにしても、なぜいつもきまってあのことに立ちかえってしまうのでしょう……。
                (モーリヤック『ホテルでのテレーズ』藤井史郎訳)
どこであれ、帰ってくるということはどこにも出かけなかったということだ。
                (フエンテス『脱皮』第三部、内田吉彦訳)
あれは白い花だった……(それとも黄色だったか?
                (ブライス=エチェニケ『幾たびもペドロ』3、野谷文昭訳)
「青い花ではなかったですか」
                (ノヴァーリス『青い花』第一部・第一章、青山隆夫訳)
見覚えました花で
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