【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんのミツをなめたか?/こひもともひこ
するもの、死んだと思われていたことに再び生という火が灯ることと読めます。四日を強調しているのは詩歌(しいか)を思わせる言葉遊びでしょうか。
神のみは、すべてのものを愛して、しかも、自分だけを愛している。
誰もそのような愛を欲しがりはしないにしても、
は、ちょっとよく分からないと思っていたら「こりゃまた、なんのこっちゃい」と、作中で作品自体を笑っています。いわゆる一人突っ込みでしょうか、ユーモアの溢れる部分です。
それでは、花とは何なのでしょう?
復活するものとして描かれた花は、もちろん人間のこととして読めます。あなたは花であるというメッセージとしても読めます。人が花である
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