【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんのミツをなめたか?/こひもともひこ
 
この世の苦痛が混ざりあっている。
 
石があった。
 
石なの?
 
「花は?」
 
「花は」
「Flora.」
たしかに「Flower.」とは云わなかつた。
 
またそれを言う。
 
これで二度目だ。
 
「きみ、気にいった?」



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まったく同じ作品から、引用元を書いた情報文を削除しました。そうすると、どうでしょう、この作品のヘンテコリンさ、無茶苦茶さに気付かれたのではないでしょうか。

手紙・日記・小説・論文・詩歌等、われわれは普通、文章を読み書きする場合には、作品全体を一つの口調で統一することを無意識に行っています。「です・ます」調
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