あずきの恋人 (連載?)/たま
 
とか、クラスの友だちだとか……、家族だけだと平凡なストォリーになってしまって、おもしろくないかもしれません。」
「あー、じゃあ、あたしも入れてよ。ね、あずきちゃん。」
「え……?」
 鈴木さんがいきなり割りこんできた。もー、邪魔しないでよ。
「鈴木さん……、しずかにしててくださいね。」
「あらっ、そおなの……。」
 鈴木さんは外山先生にしかられて、ちょっと不服そうだった。
「では、あずきさん、二枚目をみせてください。」
 二枚目はわたしの部屋を画面いっぱいに描いていた。
「これは、あずきさんの部屋ですか?」
「はい、そうです。」
「…… ……。」
 外山先生はなんだかうれし
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