最終考察あさき 前夜祭 -幸せを謳う詩-/只野亜峰
 
とか言われると何か親近感が沸いてくるから不思議ですね。未亡人とか大好きですからー! まぁ、そんな事はわりとどうでも良いんですが、やはり母様は良い感じに狂ってしまっているという事が読み取れてきます。こうなってきますと彼女の主観というものは考察上あまりアテにする事ができません。京極夏彦よろしく"違って"しまった彼女の幸せというのは矢張り幸せではあり得ないのです。
 仮説を立ててみましょう。彼女には現実に物凄く心理的ストレスがかかり"違って"しまった。"違って"しまったからこそ彼女は幸せを見出せたのだと仮定しましょう。曲の冒頭部分から察するに
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