智慧の実スケープゴート説/salco
可知たる神を人間側が規定したとも言えるのだ。ヴェールを描き込む事でヴェールを剥いでしまう、言葉
という絵筆が孕む自己矛盾、つまりお節介。
一方、智慧の実なる大脳新皮質の植生域は、神学の外縁で拡大して行く。
割礼などせずとも神から見放されぬ分派が勃興、膨張増長して行ったように、4W1H(*)に准ずる異端の輩が忘れた頃に立ち現
われては、
「それでも地球は回っている」とほざき、
林檎が落ちたのは万有引力が働くからだと言い出し、
ついには人間の祖先は神粘土及び肋骨ではなくエテ公だと吐き、
E=mc² そら何のこっちゃ、
神の言には見当たらぬ古代生物の骨を
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