ナンセンス/榊 慧
 

「唇から血がだらだらだらだらしていてハチミツでも舐めようかなってときに」
あきてきて、別に覚悟も無いのであった。志すものが欲しいのであった。が、目下のところ写実絵画に夢見てる。肥後守でステッドラーを削っては捨てる。才能はないことであるので浪費に近い。「知ってるから黙れ」。

 何故?
 理由とか無いから困ってるの。

 誰にもすがれないのはみんないっしょ。
 ガーゼ消毒液サージカルテープ、サージカルテープ、だいぶお世話になって無い、放置とも言う、言いたい事言い出せば何も見つからない!
「みじめ」
追いこんで、最低なあいつらいつか全員氷責めして。五寸釘をつちふまずからズズッズズッ
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