詩の批評と題する散文批判/……とある蛙
 
なしたりはあるけれども、だからといってそのほめられたものが、ほかに大きな影響を与え新しい流れができるとか、陳腐なものやみかけだおしのものが淘汰されていくということもない。醒めたといえば醒めたといえる時代がここ十年は続く。」
入沢康夫の1970年代の発言です。相当程度現在にも妥当します。ネット詩の点だけが少し異なりますが。

 もう30年以上もこんな状態が続きていいます。ネット詩に至っては最初からずっとこんな時代です。そんな詩、人に見せるものじゃないでしょうと言うくらいのものでも匿名性があるので、そのまま公開されます。顔を見せないストリップです。そのヌードが美しければ問題在りませんが、醜悪な場
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