三週目の日記/縞田みやぎ
を見ているけど,現実には遠く及びません。
見て打ちのめされるがいいよ,くらいの,乱暴なきもち。
ささくれているなあ。
花見自粛論に対して「どうせなら現地のお酒を飲めばいいよ」というの,僕は賛成します。
「そんなの何の足しにもならない」なんてことは,無いと断言できます。
今回のことで蔵元も会社も酷い被害を受けて,東日本のお酒は,今後作られるに厳しい状況が続くと思う。
でも再興したい,と言うのです。
それを生業として生きてきたのだから。
先が見えない。
できるとも限らない。
でもそれを支えるものがあるとすれば「必要とされているから」という気持ちだけでしょう。
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