「虚喩」ってなんだろ/紙飛行機
 
比喩ってよくわかりませんけどだいだい次の二つに大別できると教えられています。

1.直喩 ・きみの脚は鹿のようにほそい
2.暗喩 ・きみの脚は鹿だ

この二つはよく目にする表現法です。
それと、比喩ではなくてストレートな物の言い方というものがある。

     ・きみの脚はほそい

そのものずばりですね。
大雑把にいって現代人はこの三つの言葉を使いまわしている。

ところで、比喩ってものを発生史的にみると
(古代文書などから想像できるらしいのですが)
どうも古代人ってのはストレートな物の言い方が出来なかったらしい。

      きみの脚はほそい

という物の
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