蛾兆ボルカさん、それはちがいますよ/紙飛行機
ヤブサが、我々に気付かせてくれることは、そうプログラムされている、というこ
とと、それが行われた、ということは、質的に異なるということだったからだ。
わが親愛なるボルカさん。
本を読まないで、また、実際にハヤブサに仕組まれたプログラムの内訳も知らないで「そう(頑張るように)プロ
グラムされている」
とは、はて、どうプログラムされているのでしょうか?
あまりボルカさんを虐めるのはナニですから種明かしをすると、頑張ったのはハヤブサではなくそれを遠隔操作・
操縦する技術者のほうだったんですよ。
ハヤブサは予定の(プログラムされた)軌道からそれたのです。
ふつうはそこでもう終わり
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)