anne/Oz
続けた。
「その時、
私は表現者になるしか無いと思っていたの。
画家や歌手なら
おかしな見た目は
時に武器になるから。」
ある日
芸能プロダクションの
某かが
彼女に声をかけた
何故このような事を始めたのかと?
彼は彼女の歌ではなく、
行為に興味を示した。
そして、
彼女はサングラスを外した。
彼は
彼女に惚れた。
「彼はどこか頭が可笑しかったのよ。
恐らく悲劇的な物を
高貴なものと受け入れる類いの人だったのよ。」
アンネは彼と付き合った。
彼は彼女を深く愛した。
彼女はそれをただ
受け入れた。
そして、彼は捕まった
援助交際と
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