とっとと落選したい公募応募らいふ。/小池房枝
ぁと感心したり、ほほう、こんなのがいいんだ、じゃぁ私は落選でいいもんねーと「あの葡萄は酸っぱい」したり、選者に対してしみじみと、よっくわかりましたアナタはワタクシを落選させましたですねとか、この賞品欲しかったなぁとか。
原稿用紙一枚分の小さなエッセイで図書カード千円分をもらった以外、今のところ全部落ちてます。悲しいです。発表は来年、というものもこれから沢山あるのですが、寧ろそっかこれから沢山落ちるのかという実にネガティブな側に気持ちが今は振れていまして、がっくり来ている最中なのも楽しくはないですけど自分で自分に笑ってしまいます。むかーしに履歴書を書いてはバイトやパートの面接に行って不採用をくら
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