独白-変態のうた-/只野亜峰
 
を整備していくことが好ましい案件であるとも思いますが、それらが正しく運用されていくかどうかはやはり厳しく論じていかねばならない問題であるでしょう。少なくとも運用に関して運用する者の恣意的な解釈が混入できてしまうような事態は避けるべきです。そいうった状況下において石原都知事があくまで条例の成立を急く姿は政治的な戦略や意図を臭わせるだけで、正直な感想を言うのであれば見苦しさすら感じたりもします。


 さてはて、そんな小難しい話はどうでも良いのです。個人的に「変態のうた」はそれほどダークなイメージを持って書いたものではなく、それこそザ・タイマーズの「FM東京のうた」や「憧れの北朝鮮」のような軽快
[次のページ]
戻る   Point(2)