独白-変態のうた-/只野亜峰
いう反社会的表現を作品の中に組み込んでおいて、いやいや私のは文学的表現だ等と語るのであればなかなかにナルシズムの強い気の狂った老人であります。しょせんは俳優である弟の人気で成り上がっただけの自称文学者に過ぎなかったのでしょう。知りませんけど。
ですので、変態を自称する人間に対して否定的な見解を込めたつもりも、社会の中で生きる変態である事を後ろめたく思う強迫観念的な自己形成を込めたつもりも無く、しいていうのであれば変態である事の狭義といいますかそんなものが込められたらいいなぁ等という事は思いはしましたが、変態は結局ただの変態であって肯定も否定もされてはいけないだろうと思い直して、結局なんだかんだ
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