窓に浮かぶ休日/番田
測が脳裏で反芻される。それは神秘的な出来事だった。多くの人間にとって恐らく1度として話せることの無いであろう存在である人間とー、しかもその人間は多くの人にとって普遍的に知られている存在の人間だったとしたらー、話すと言う行為自体が貴重な経験に変わる。レディガガが観客にダイブして揉みくちゃになっている映像を見たことがある。観客の奥の方にガガの運ばれていく体を見ながら、そういった存在である人の体に触れるということは声を聴いたりメールをもらったりすることよりも、もっと親近感が持てる出来事に変わるのかもしれないと思った。だからアイコの今後発表される曲に私の書き込みが反映された曲が出てくることがあったとしたら
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