ジョプリン以降/salco
 
にバズーカして来る、不思議な声の「語り」に酔った。ぐいぐいビリー鷲づかみで、
マッシュト・ポテイトーな人生観一丁できあがりだ。


最近は笠置シヅ子だ。
「カネヨンのおばさん」がかつてブギの女王と呼ばれ、戦後の一時期を風靡したのは存命中から知っていたものの、まさかこれほど凄い人だっ
たとは。
たまに行く図書館のCDコーナーに3枚組のベスト盤があり、気にはなりつつ1年2年と気乗りせず、やっとこの8月に借りて、1曲目の
“ラッパと娘”でぶっ飛んだ。録音は1940年。何とあのご時世にシャウトしている。服部良一洗練のメロディーに乗せて、スピリット
はリズム&ブルース、いや早くもロックンロ
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