死について   mixi日記より/前田ふむふむ
 
てもよいかもしれない。なぜなら、あえて、わざわざ言葉にして言うべきものではないと思うからだ。
死を看取ることを、まるで受け売りにしている講演者に、死に逝く人の気持が、本当に分るのかと、あえて問いたいのだ。死に逝くことは、絶対に、死に逝く者にしか分らないのだと思う。
確かに、死にゆく者に、情を表すことで、他者からみて、僕たちは人間として、人道的な行いをすることが出来るかもしれない。
すなわち、死に逝くものに最大の愛情と敬意を払っていると、自らに言い聞かせることで、
生(世の中)で生きてゆく自らを、道徳的な正当性を持たせることができるだろう。
また善意な行為は、自分が良い事をしたと
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