ライト・ヴァース雑感/ふるる
ぽくなる。また日本では詩ってものがわりと「重いもの」って思ってる人が多いから、詩を書けば社会にもの申す、とか自分の孤独感がどうのとか、恋を失くしたとか、重くなっちゃう。・・・軽さも意外に難しい。
軽いといえば例えばですね。この本の中に、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズという詩人の「あかいておしぐるま」というのがあります。
「The Red Wheelbarrow」
so much depends
upon
a red wheel
barrow
glazed with rain
water
beside the white
chickens
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