ライト・ヴァース雑感/ふるる
ァースの定義そのものにはあんまり興味がなく(「疲れない詩」でいいじゃんと思って・・・)、ライトに対するハイ・ヴァース(ヘビー・ヴァース)側の態度ってどうなのかなーと思って。
『現代詩手帖』の方は、谷川俊太郎・新倉俊一・川崎洋の対談があり、どういうものがライト・ヴァースというんだろう、と話しをしています。その中で、新倉氏が言うには、イギリスの19世紀あたりに、ロマンティックな詩の時代があり、それと同時期に風俗詩としてライト・ヴァースが出てきたと。ロマンティックな誇張を揶揄するという反射作用なんだって。
谷川氏が言うには、ライト・ヴァースを書くにはある体制の中にいないと書けないんじゃないかと。
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