川柳を誤解してた/ふるる
 
んだ七・七を受けて、上の五・七・五をまた作っていきます。連歌は機知やユーモアの応酬であり、座の文芸ならではの面白さがあったとか。
それが江戸時代になると、俗語や漢語を駆使した機知やユーモアを主にしたものとなり(俳諧の連歌)、それだけでは飽き足らずに下の七・七(挙句)はなく、上の五・七・五(発句)だけを芸術の域にまで高めたのが俳句。
下が最初にあって、上の五・七・五をつける(前付け句)、その上の部分だけを楽しんだのが川柳。


雷をまねて腹がけやっとさせ

なき/\もよい方をとるかたみわけ

本降りに成って出て行く雨やどり


などは、下の七・七がはじめにあったらしいです。ど
[次のページ]
[グループ]
戻る   Point(14)