借りた詩集  東 直子の歌集/ふるる
 
な空気を感じます。
よかったのを抜粋いたします。



泣きながらあなたを洗うゆめをみた触角のない蝶に追われて



ハルニレのあの丘にきてふりかえる犬はどんなにさびしいだろう



ひさしぶりのさよならですねゆく街のゆくさきざきで君がゆれてた



一首目、・・・触角のない蝶ってなんか怖いぞ。
二首目、どんなにさびしいんでしょう。「ハルニレ」って儚くも優しい響きですね〜。犬って、飼い主のことすっごく好きだからよけい切ない感じ。
三首目、好きな人に似ている後ろ姿ってどきっとします。というのを思い出した。

うーん、お別れの歌ばっかりだ。万葉の頃より、歌とい
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